
こんにちは。
今回はゴッホのことについて書きます。
日本ではゴッホは人気があり、ご存知のこともあると思いますが彼のことについて触れてみたいと思います。
情熱の画家 ヴィンセント・ヴォン・ゴッホ。
彼は19世紀後半オランダで生まれ、後期印象派の画家で、イギリス、ベルギー、フランスなど転々と移り住みました。
ゴッホは転職を繰り返し、大失恋をした後、27歳で画家になり37歳で亡くなるまでの10年間は大量の作品を残しています。
しかし、生前は画家として認められることはありませんでした。
そして弟のテオによって生活を支えてもらいました。
諸説ありますが、生きている間に売れた絵は一枚だったと言われています。
その売れた絵が、「赤いぶどう畑」という油絵で、ゴーギャンと共同生活していたころに描いたとされています。
買ったのは上流階級の女性で、当時の値段で11万円で購入したということです。
現在であれば数十億円以上で取り引きされています。
一般的に世間では、ゴッホは激しい性格で不器用であると言われていますが違った一面もあったようです。
それは柔らかい色調で描く花の絵などにみられるように彼の優しさを表しているものでわかります。
この点においては、ゴッホは上流階級ではなく、働く農民などと接し、彼らの暮らしを描いていることからも優しさが感じとられるのではないでしょうか。
また、手紙も多く送っており800通以上あるうち、そのほとんどが弟テオに送ったものでした。
テオに向けた最後の一通ではこのように綴っています。
「そうだ、僕は絵に命を懸けた。そのために半ば正気になっている。それも良いだろう」と。
もし、ゴッホが生きている間に有名になっていたならば、私達は彼を違った角度から見たに違いありません。
彼の絵は永遠に生き続けるのです。
今回はこのへんで。
ありがとうございました。