作品作りの根本となる、自分のアート観について。


エントロピー増大の法則という法則があります。これはもともと物理の法則で、あらゆるものは均質化される方向に向かう、という一般定理だと思っています。

今の社会は殆どが近代以降のシステムや、やり方を取り入れてます。資本主義と書くと共産主義との対立軸を思い浮かべて、よくない書き方ですが、今の社会は資本主義的、つまり富の偏在とその拡大を助長する仕組みの上に成り立っています。

しかし、ロシアとウクライナの問題で社会の流通が阻害されたり、コロナによるバブルによりインフレが増長され、それのコントロールに躍起になったり、我々の社会には色々不都合が起きてます。果たしてこの社会はどこへ向かうのでしょうか?

ちょっと話を飛躍して、別の視点から自分達をとらえてみます。地球の大きさと人類や建造物の大きさから見たら、この地球の上にカビや苔の位のレベルで生息しているのが我々人類であるのに、かなり膨れあがった自我が、人類と地球を同一視したりしています。人類は、他の生物99%以上が滅んできたのと同じく、残念ながら滅びるでしょうが、普通に考えたら地球は残ります。

ここで、昔読んだ立花隆さんの本によれば、人はストレスや環境の変化に弱く、生息範囲が想像以上に狭いです。つまり簡単に死にやすいと複数の彼の本にありました。よかったらご参照ください。

地球の地軸が多少ずれたり、太陽の黒点や、太陽風など大きな活動がちょっと変わるだけで、人類は地球から消えざるを得ない運命かもしれません。 今世界中、また日本で地震が頻発したり、異常気象が起こりつつあるのは、上の話と無関係ではないかもしれないです。

つまり、我々人類は、なんとか生きてられるギリギリの生き物ですが、環境が変わったら、この社会から消えざるを得ない運命であるにも関わらず、普段は近視眼的に社会や日常を捉えて生きてます。毎日のお金や家族やその他もろもろについて。

振り返って、先程の資本主義の話でも、なんでも、カビ程度の我々人類は、ちょっとした大地震や世界情勢、広く見ると宇宙の関係図の変化により消え去ってしまい、それこそがエントロピー増大の法則的には自然な世界に生きていると言うことを今日朝早く起きて、改めて感じました。