なぜ展覧会のオープニング後もマイアミにいるか?

こんにちは、田中拓馬です。現在The wall art galleryのオープニングがおわりましたが、まだマイアミに滞在しています。

それはなぜか?

滞在費は高いです。こちらでの生活はなかなか思った以上に過酷です。残念ながらクリスマスも友達との約束を破棄してしました。また正月くらい実家で休みたいです。でもおもちも何もここでは食べられません。日本人にはほとんどあったことがない異国の地です。好きなラーメンも全く食べられません。ニューヨークでは店舗がまだありましたが、マイアミでは皆無に近いです。

地球のほぼ反対側にいてなかなか息苦しいです。

ではなぜ帰らないか?

それには理由があります。現在、ドローイングを描いてプレゼントしたりしています。これもSOHO HOUSEの方に始まり、色々と出会った方に行っています。これは海外の有力なお客様をつかむためです。日本は文部科学省の調査でも世界のアートの1パーセントも市場がありません。しかし、アメリカは40パーセント近くあります。世界のアートシーンはアメリカが握っていると言えます。

そしてアート作品というものは人によって価値がわかりにくいものでもあります。このアートというものの価値を決定するには、わかりやすい指標がなければなりません。そこで重要になるのはサザビーズやクリスティーズなどのオークション結果、または有名美術館への収蔵、世界的なコレクターによるコレクションなどがあげられます。

そして今、レイチェル等とすすめているのは、ニューヨークギャラリーへの売り込み、または世界的なコレクターへのコレクションです。これらは現地にいないとできないことです。そこで、色々大変なことはありますが、粘って頑張っています。

これらを通して、作品の価値を高めて顧客の皆様に貢献したいと思っています。

また、日本では小さい作品しか飾れませんが、世界のマーケットは中型以上、大型の作品が中心です。そこで、お付き合いの深いお客様から優先的に、今まで助けていただいたお礼に、小さい作品何点かを合意の上で査定し、中型の作品と交換するのも行おうと思っています。大きいのは日本では飾りにくいですが、市場価値的には良いと思っていますし、そういうきめの細かいサービスを行おうと思っています。

今後もがんばっていきます。