アメリカでのアートエージェントを頼んでいるレイチェルについて

みなさんこんにちは。スタッフの関根です。

スタジオには最近よく、訪日外国人の方もいらっしゃいます。
アメリカを中心に、フランスやドイツといったヨーロッパからアジアと、幅広い国の方々に絵を見てもらえるのは、幸せなことです!

さて、今回は田中拓馬の重要なビジネスパートナー【レイチェル】について、みなさまにご紹介したいと思います。

スタジオにお越しの、あるいは田中拓馬のFacebookをご覧のみなさまは「レイチェルのことなんて、もう何度も聞いている!」
そうお思いかもしれません。
「あの・・・アメリカの窓口の担当の」そうなのです。
しかし、なぜ田中拓馬と組むのがレイチェルである必要があるのか。
彼女の前にはジュリアンという別のアメリカ窓口担当者がついておりました。
でも、現在ではレイチェルでなければならないくらい重要な位置づけですので、彼女について書いていきたいと思います。

今回はそんな彼女について、経歴とともにご紹介したいと思います。



【レイチェル・ヴァンスレット】

■経歴について
アート業界で20年近くも活躍する彼女は、ロンドンにある、世界最古のオークションハウス・サザビーズのアートビジネス科の卒業生であり、また、同校にて特別講師を勤めていました。
出身校の公式ホームページにも、レイチェルを紹介するページが存在しています。
https://www.sothebysinstitute.com/why-sothebys/meet-our-alumni/rachel-vancelette

*サザビーズとは
世界最古の国際オークション会社。美術品や骨董品などを扱う。
ムンクの「叫び」もサザビーズオークションにて競売にかけられ、約96億1200万円で落札された。サザビーズ美術大学ではアートの歴史やアートビジネスについて学ぶことができ、校舎はロンドンとニューヨークにそれぞれある。

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プロフェッショナルとして、当然、世界中のアート業界に精通しており、幅広いフィールドで活躍する彼女は、主にアートコンサルタントやアートアドバイザー、キュレーター、またはアメリカを中心とした各国のギャラリーでのディレクターなどの業務を行っています。
その業務のひとつとして、田中拓馬を含むグループ展のキュレーションや、出版社への記事掲載の折衝などがあったわけです。

2010年からは、世界中に読者のいる有名雑誌VOGUE (ヴォーグ)にてアート記事の連載をスタート。
https://www.vogue.it/author/rvancelette


ライターとしても確かな実力を持ち、バリバリと仕事をこなす彼女は、数多くのアートコレクターやセレブ、美術館の館長との交流を持っております。
仕事だけでなく人との付き合いも大事にしている彼女ならではの人脈です。

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美術鑑定の認定資格も持っている彼女ですが、過去の作品だけでなく、現代アートや、オンライン展示会のアイデアなど、過去の風習にとらわれない新しいアイデアも常に探しています。
少し前には、セールスフォース社のパネルディスカッションにて、アート×テクノロジーの講演をしていました。
下記の画像右がレイチェル氏です。



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そんな彼女と数奇な運命を辿って出会うことができました。
彼女との出会いについては、過去の記事にて紹介しておりますので、お時間が許す時にでも、ご覧いただければと思います。
http://tanakatakuma.com/news/リーサルウェポン2/

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現在の彼女の米国での活躍ぶりは、数えだしたらキリがありません。
常に忙しく、全米中を飛び回っている彼女は、車に乗っている間やちょっとした時間にもすぐに進捗状況の報告や、新しいアイデアの連絡を送ってきます。
コミュニケーションを大事にする彼女はいつも、型式ばったメールよりも、直接Whats app(海外版のLINEのようなメッセージアプリ)でのボイスメッセージなどでカジュアルに連絡をしてくることが多いです。

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今年の1月末まで、米国の滞在中のみならず、帰国後にも海外セレブのTV番組へ田中拓馬を出演させてくれたり、マイアミ北部のアートフェアへの出展、また今年9月に行われる予定のNYの個展のセッティングなどもこなしてくれました。
働き者で結果を残す、非常に勇敢なビジネスパートナーです。


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仕事で一番大切なのは人間関係ではないでしょうか。
信頼でき、お互いの利益になるために自ら進んで動いてくれる彼女なくしては、今回の米国進出も成し得なかったと思います。

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目下、進んでいることはNYでの個展の詳細と、米国PR会社での田中拓馬の告知です。
ネームバリューありきなところがどうしてもあるそうで、彼女自ら大手広告代理店に掛け合ってくれました。
ここまで親身になって支援してくれている彼女との関係を、大切にしていきたいと思います。

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長々と熱く語ってしまいましたが、実際に私もレイチェルとはZOOM会議をしたり、マイアミでは直接何度も会いました。
一緒にランチを食べているときはとっても気さくに話しかけてくれる、素敵な女性です😊
仕事もできて、まさに理想とする女性!というような感じでした。

次に会うときには彼女とハイタッチできるような実績を作るために、日本でも頑張っていきたいと思います!


今回は特に長い文章となってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。



関根