田中拓馬の作家としての考え方の表明、我々は苔以下であるという思考法


我々は苔以下であるという思考法

たまたまバード羽鳥のニュース番組みて、携帯で、積雪情報みました。

世の中めちゃくちゃで、皆んな不満いっぱいです。やはりハイパーインフレとかリスクもあり富裕層も笑えない。お金ない人も笑えない。さらにそこを支えているのは社会ですが、社会はコロナ、さらに下には、地球の気候変動、さらに下には、宇宙の変化。太陽の活動変化などがあります。

人類はたまたま、この地球の表面に間氷期に苔のように生息し、自分たちは我がもの顔ですが、全体から見たら、苔の濃くなったその程度の存在にすぎません。さらに、70億人前後いる中の1人が我々であり、我々は苔以下の存在だとおもいます。

そうやって捉えると、過剰に人間の世界や、自分自身、周りの関係に一喜一憂しなくてもいいのではないでしょうか?

この思考法は僕の中での核となる考え方です。人間寿司も人間を俯瞰して見たら、その行為の残虐性を顧みるという話につながります。また、ケーキシップシリーズはケーキと人間という一見つながりにくいものですが、そもそも組成の元素をみたら、炭水化物のケーキの化学式は(CH2O)nでにんげんのH2Oと炭素であるCからできている人間とは近く、実は本質的には共通点が多いため、くっつけた経緯があります。

また女男も女と男の染色体がほぼ同じであり、男性と女性の顔を同じ画面で描いたのがモナ・リザで、それをわかりやすくしたのが、ピカソというのを自分なりにアレンジしてます。

さらに頭から木は、DNAが人間と他の生き物が99パーセント近く共通点があるという説があり、髪の毛が生えるなら、頭から芝生やさらには木が生えてもおかしくないという問題意識から生まれています。

このように一見違うものといわれていますが、すごく世の中は似たものが核となり出来ているので、それを踏まえて捉えると、細かいことにとらわれすぎないで生きたいものだという自戒を込めてのシリーズが僕の作品シリーズの核になってます。